一般社団法人
ロープアクセス技術協会

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ロープアクセス技術マニュアル

SORAT Technical Library
Rope Access Technical Publications

スタンダード編

Standard

ロープアクセス技術の基礎を体系的にまとめたスタンダードマニュアルです。落下物対策や立入規制などの安全管理から、ロープ・ハーネス・下降器・登高器などの使用装備、保守・管理、装着方法、基本的な昇降動作、リギングまで、現場で必要となる基本技術を写真や図解とともに解説しています。

章別に読む

ロープアクセス技術マニュアル スタンダード編

(以下編集中につき、全編PDFをご参照ください)

  1. 01 落下物(落石)と立ち入り規制 ›
  2. 02 使用装備 ›
  3. 03 保守・管理 ›
  4. 04 装着 ›
  5. 05 基本昇降動作 ›
  6. 06 リギングの概要と通過 ›
  7. 07 ロープの結び方(ノット) ›
  8. 08 リギング(ロープの結束・配置) ›
  9. 09 デリギング(解除・撤収) ›
  10. 10 下方への帰還 ›
  11. 11 器具紛失時の脱出 ›
  12. 12 予測される危険と対策 ›
  13. 13 用語集 ›
  14. 14 付録 ›
ロープアクセス技術マニュアル スタンダード編

落下物(落石)と立ち入り規制

上下作業は禁止

落石・落下物発生時には「ラク!」と大声で叫ぶ

ロープアクセスは垂直な場所で行うため、落下物による事故の可能性が大きい。したがってロープアクセスユーザーが、落下物が当たりうる上下関係になることは避けねばならない。

また、第三者がそれらのエリアに進入することを阻止するための立ち入り禁止表示を行わなくてはならない。

いかなる場合でも万が一落下物を発生させてしまったら、即座に大声で「ラク!」(落石・落下物の意)と発声し周知を行う。

チームとしてロープアクセスを使用する場合は各自が無線を携帯して密に連絡を取ることが望ましい。

原則・進入禁止

  • ロープアクセス使用者に落下物が到達する可能性のある上方エリア
  • ロープアクセス使用者が発生させた落下物が到達する可能性のある下方のエリア
ロープアクセス作業時の立入規制区域を示した図
立入規制区域の例

例外

  • 同チームのロープアクセスユーザーが、救助時や複雑なロープ配置時などにやむをえず既に作業中のロープアクセスユーザーおよび要救助者の下方に進入する場合は、大声で自分の進入を周知してから作業エリアに入ること。
  • もしあなたが既に作業中のロープアクセスユーザーまたは要救助者の上方に立ち入る場合は作業中のロープアクセスユーザーに通達し、許可を得てから、落下物を発生させないように細心の注意を払って行動しなくてはならない。
  • もしあなたがロープアクセス使用者の下方に進入する場合は上方のロープアクセス使用者が落下物を発生した場合の回避行動(体を隠せるくぼみがないか、どちらに走って逃げるのがよいかなど)を確認しておくこと。
  • もしあなたがロープアクセス使用中に上方に進入者を許す場合は、進入者が落下物を発生した場合の回避行動(振り子トラバースなど)を確認しておくこと。
  • もしあなたがロープアクセス使用中に下方に進入者がある場合は、落下物を発生させないように細心の注意を払って行動しなくてはならない。
上下の進入禁止
落石・落下物発生時には「ラク!」と大声で叫ぶ

出典:『ロープアクセス技術マニュアル スタンダード編 増補改訂版』第1章「落下物(落石)と立ち入り規制」