ロープアクセス技術で、世界のインフラを守ります。
ロープアクセス技術協会は、上下左右前後へ3次元的に自由自在に移動ができるロープアクセス技術【SORAT】の普及を目的に設立されました。
私たちは、橋梁やダム、法面(のり面)など、通常の手法では対応が難しい現場でも、安全かつ効率的にアクセス出来る技術を技術講習、資格認定、現場支援を通じて提供し、業界全体の技術レベル向上を目指します。
上下左右前後、3次元的に自由自在に移動可能なロープアクセス技術を活用し、従来の足場や重機では困難な高所・狭所・難所へも安全・迅速・確実にアクセスします。
35年間無事故を継続している安全実績に裏打ちされた、高い信頼性。豊富な現場経験と実績、そして積み重ねたノウハウをもとに、あらゆる現場で確かな対応を行います。
PRO資格者50名を中心とした優れたチームワークにより、大規模案件にも柔軟かつ迅速に対応。国内外を問わず、必要とされる現場に即応します。
現場に立つ全員が技術者資格を保有し、点検・調査だけでなく、メンテナンスや補修工事などの施工スキルも備えています。調査から対応まで一貫してお任せいただけます。
【SORAT】技術は、【IRATA】などに代表される既存のロープアクセス技術とは根本的に異なる構造を持ちます。
IRATA技術が上下方向の移動を中心とした「1.5次元」の構造であるのに対し、SORATは上下・左右・前後と3次元的に自由自在に移動できる、まさに”空間を自在に操る技術”です。
SORAT技術は原則ロープ1本で構成されますが、『2点確保の大原則』に基づき、安全性を厳格に確保。
35年以上の運用において無事故という実績を維持しており、安全性は実証済みです。
また、使用するロープや装備はすべて自己所有・自己管理。使い慣れた器材を用いてメンテナンスも徹底されています。
SORATのロープユーザーは、単なるロープ作業者ではありません。
インフラ構造物の調査・点検・検査の専門技術を持つ技術者自身が、ロープを使いこなしてアクセスします。
移動と作業が同時に自己完結するため、現場対応力と精度が格段に高くなります。
この3次元的なロープアクセスを体系的な技術として確立しているのは、世界でも【SORAT】のみと認識されています。
株式会社きぃすとんおよびロープアクセス技術協会では、【SORAT】技術を世界に普及させることで、より多くの現場に貢献することを目指しています。
技術の普及と人材育成にも力を入れており、以下のような資格制度を運用しています:
技術検定に合格した一定レベル以上の方には、SORATレベル3 PRO資格を認定
基本技術の修得者には、SORATレベル1資格を認定
世界水準の安全技術を持つ人材を育成し、グローバルに活躍できる体制を築いています。
SORAT技術では、ロープは原則1本ですが、常に2点で荷重を確保する『2点確保の大原則』に基づいており、安全性は万全。
これは、単なる“1本使用”ではなく、「1本のロープを正しく管理し、2点で確保する」という高度な技術とルールに支えられています。
この運用体制のもと、35年以上無事故という実績が積み重ねられています。
2本ロープの冗長設計(IRATA等)とは異なる哲学でありながら、結果として最高水準の安全性を実現しています。
上下左右前後へと3次元的に移動し、あらゆる現場に柔軟に対応します。
足場や高所作業車を使用せず、安全かつ迅速に高所・難所へアプローチできます。
高所や難所での点検作業において、詳細な近接目視や直接観察が容易に行えます。
補修や部材交換、塗装などの施工業務においても、無足場で安全に作業が可能です。
橋梁点検をはじめ、トンネル、岩壁、のり面など、様々なインフラ構造物での点検・調査の実績があります。
創業以来30年以上、無事故を継続しており、徹底した安全管理体制を構築しています。
【SORAT】技術は労働安全衛生規則(安衛則)の改正に対応し、国土交通省の「橋梁定期点検要領」にも認定されています。
(一社)ロープアクセス技術協会が、技術の発展・管理・普及を組織的かつ精力的に行っています。
技術者の安全意識や人柄も重視した厳しい基準を設け、信頼性の高いロープアクセス技士を養成しています。
資格更新時には1年ごとの技能確認とレスキュー訓練が必須であり、有資格者の技術の劣化を防止しています。
一部の業者による未熟な技術や低い安全意識が原因で、誤ったロープアクセス技術が広まっているという課題があります。これにより、正しい技術が風評被害を受けるケースも見受けられます。協会は、国土交通省からの要請も受け、3次元ロープアクセス技術【SORAT】の正しい普及と風評被害の解消に取り組んでいます。これにより、技術の信頼性と業界全体の安全性を守り続けます。
ロープアクセスの安全は、知識と技術から。SORATの講習では、現場で必要な技術を経験豊富な講師が指導。
また、資格制度により技術者としての信頼の証を取得。教育から認定まで、一貫したサポートで現場を支えます。
名称
目的
設立
1997年4月1日
株式会社きぃすとん
ロープアクセス技術協会の詳しい情報はこちらからご覧ください。
【SORAT】技術講習、随時実施中。外国で活躍中のIRATA資格者の皆さんのためのロープアクセス技術講習を随時、開催中です。
大好評です。ロープ高所作業特別教育@バーチャル版。YouTubeなので、いつでもどこでも、繰り返し納得いくまで視聴できます。