■□■ロープ技術の修得を支援するサービスを開始■□■

ロープアクセス技術/ロープ高所作業に興味をもっていただいている皆様方へ

         2024年8月15日(一社)ロープアクセス技術協会(SORAT) 代表 中谷登代治

 

当協会ではこのたび、ライフラインを併用したロープアクセス技術の講習会を、開催させていただくことになりました。

 

■講習の対象となる技術

  ・ロープアクセス技術【SORAT】LifeLine、・・・略称【SORAT-LL】

開催要領

開催日時・期間 ★随時。1日間(もしくは初日PM、2日目AM)
開催場所 ★きぃすとん京都本社/SORAT(京都府長岡京市)、屋内訓練施設。
受講要件 ★普通の体力・運動神経・安全感覚、女性も活躍。
講師 ★きぃすとん/SORATの正社員。指導経験の豊富な講師陣。
講習方法 ★座学、実技(少人数、マンツーマン方式)
講習内容 ★安全確保の理論&技術。上下移動等のロープ技術。レスキュー技術。
取得できる資格 ★ロープアクセス技術資格【SORAT-LL】レベル1
受講費用 ★3万円(税抜)写真資格証・技術支援・アフターフォロー込み。
更新費用 ★ゼロ円(無料です)。資格の有効期間は1年間。1年間における実務経験を自己申告いただければ、審査の上、資格更新できます。
必要な器材 ★無償貸与。長袖・長ズボンで。スパイク靴禁止。
申込・問合せ きぃすとん/SORAT 講習担当まで。メールが便利です。 keystone@rope-access.co.jp、090-8753-2383(なかたに)

ロープアクセス技術【SORAT】LifeLine

どんな技術?
  • 当該技術は、既存の技術『3次元ロープアクセス【SORAT】』の派生技術で、 技術名称は『【SORAT】LifeLine』、略称は『【SORAT-LL】』です。
  • 【SORAT-LL】はロープアクセス技術の一種で、メインロープに加え、ライフラ インを併用する技術の一種です。
  • この技術は、ライフラインを併用するために、移動方向が上下にほぼ限定される反面、技術の修得が容易で、数時間の講習で、基本技術が修得できます。
  • 技術の強み
  • 安全実績30年の安心できる技術です。きぃすとん/SORATでは、30年間無事故です。
  • 技術の修得が、誰でも短時間で容易。講習は1日間で充分で、費用も3万円と手頃で、かつ1年ごとの更新は無料です。
  • 【SORAT】技術をルーツとしており、世界中に普及しているライフラインを併用する各種のロープアクセス技術のなかでも、圧倒的な技術レベルと安全実績を誇ります。
  • 技術支援体制が万全です。技術導入時はもちろんのこと、アフターフォロー体制も充実しており、技術資格の更新、上位資格の取得、技術情報の共有等、さらには人財交流によるレベルアップ・・・と、協会として全力で支援しています。
  • 禁止事項
  • 当該技術の指導は、協会が認めた指導者に限定し、それ以外の者の指導は厳しく禁止します。
  • 禁止の理由は、安全確保技術をはじめとする正しい技術を、正しく正確に指導するためです。
  • Q:企業秘密ですか? A:いえいえ、すべて公開しております。
  • Q:なぜ禁止? A:技術が一人歩きし始めるからです。その結果、技術レベルが劣化するだけでなく、安全感覚も薄れがちになります。
  • Q&A

    Q:受講費用が3万円と安いのですが大丈夫ですか?

    A:営利目的ではなく、正しい技術を正しく普及させるのが私共の目的です。

    Q:1日で大丈夫ですか? 

    A:長年のノウハウと経験の成果です。正しい基本を正しく理解し、あとは各人が時間をかけて自分のものにしていきます。

    Q:更新費用はゼロ円とか? 

    A:希望される方には、更新時講習やレスキュー訓練(費用別途)もご用意しています。

    Q:資格検定の合格率は? 

    A:ほぼ100%です。

    Q:器材購入代等は?

    A:ひとりあたり、30万円から50万円でしょうか。

    Q:器材はどうやって入手しますか?

    A:一部の登山用品店、輸入代理店等です。好みや欠品等もあるので、必要でしたら当方がアドバイスしています。

    Q:レベル1の上位資格はどうなっていますか?

    A:レベル1(標準)、レベル2(上級)、レベル3(指導者)と設定しており、レベル2(上級)は、“実務経験1年以上”が、資格取得要件です。

    Q:IRATAとの違いは?

    A:IRATAについては、よくは知らないです。ライフラインを併用した上下移動主体の技術で、欧州発で世界に普及しているようです。体系的にきちんと組み立てられた技術で、組織的に管理もきちんとされている(よくも悪しくも)確立された技術・・・・な印象です。

    Q:【SORAT-LL】は日本独自に開発されたものなのですね?

    A:日本での現場ニーズの特徴や、日本人の特性に合わせた技術内容となっていて、なじみやすいです。

    Q:日本で普及しているライフライン併用の技術は、【SORAT-LL】以外にもあるようですが、どのような感じですか?

    A:日本ではライフラインの普及は始まったばかりで、それぞれのグループや組織で試行錯誤が進んでいる様に感じています。

    Q:ライフラインがあれば、1本が切れても、もう一本が残るので、墜落しないので安心ですね?

    A:たしかにそうなのですが・・・・そうともいえないのが実状だったりします・・・。

    Q:と言うと?

    A:二本あるからとの油断から、一本毎の安全確保がおろそかになりがちなのが気になります。

    Q:それはまずいですね!【SORAT-LL】での安全確保は大丈夫なのですね?

    A:安全実績30年です。2点確保を安全確保の大前提とする技術なので、万全です。技術講習会では安全確保技術はもちろん、安全管理のあり方について時間をかけてじっくり理解を深めてもらいます。